五戸ばおり
五戸ばおりとは、江戸末期に考案された農作業などの際に使われる編み笠の一つです。い草を使用しているため軽く、水分を含むと網目は締まり雨を通さない特徴があります。現在まで技術が受け継がれ、一つ一つが丁寧に手作りされています。見た目の美しさと実用性を兼ね備えている五戸ばおりは、青森県の伝統工芸品に指定されています。
【常設展示】
①五戸町立公民館 1階ロビー(Map)
開館時間:9:00~21:30※利用できる時間
休館日:第3月曜日(祝日と重なる場合は翌日) 年末年始12/29~1/3
住所:五戸町字下モ沢向8-1 TEL:0178-62-5111
②ごのへ郷土館 2階展示室内(Map)
開館時間:10:00~17:00
休館日:月曜日(祝日と重なる場合は翌日) 年末年始12/28~1/3
住所:五戸町豊間内字五ヶ久保3-1 TEL:0178-62-5965
※触ったりかぶってみたい場合は、当会事務所にて可能です。
・五戸町観光協会(Map)
営業時間:平日8:30~17:15(12/29~1/3休業)
住所:五戸町字新町24-1 商工会館2階 TEL:0178-62-7155
【販売・体験について】
一般向けの販売や講座等の体験は行っておりませんが、制作過程の見学が可能な場合もございます。ご希望の方は、事前に上記②のごのへ郷土館へお問合せをお願いします。
南部菱刺し(なんぶひしざし)
日本三大刺し子の一つで青森県の伝統工芸品である南部菱刺しは、麻の着物の補強や保温のため生み出された知恵として200年以上前から伝わる技法です。偶数の目を数えて刺していき、1段目を刺し終えると、2段目、3段目と順に刺していくのがこぎん刺しとの大きな違いです。できあがった模様は横長の菱形の繰り返しとなり、菱形の平面で構成された2次元の世界の模様といえます。
【展示】
【体験】※コロナ感染状況によりお受けできない場合もあります
ごのへ郷土館(Map)
毎月第2・4土曜日 10:00~13:00 体験料1,000円 ※事前予約
住所:五戸町豊間内字五ヶ久保3-1 TEL:0178-62-5965
南部裂織(なんぶさきおり)
木綿糸や布が貴重だった江戸時代に、着古した着物や布を使って生み出された織物で、青森県伝統工芸品の一つとなっています。細く裂いた布と木綿糸を機で織って作られ、丈夫で温かいものとなります。こたつ掛け、敷物や小物など生活の中で用いられてきた裂織は、現在も小物入れやテーブルクロス、バックなど様々に形を変え制作や販売がされています。
【展示・販売】